
ビオトープのスイレンとアマガエル~カエルに最適な隠れ家~
カエルに最適な隠れ家
ビオトープのヒメスイレンの花から視線を感じて、のぞいてみると・・・。
ミニサイズのアマガエルでした。
ヒメスイレンの花の中にすっぽりと。
カメラを向けると気にして動きだしました。
花から抜け出した、小さなアマガエル。
今年上陸したばかりのカエルなので、やせていて貧弱です。
これから、たくさん食べて大きくなることでしょう。
このビオトープは、施工してから6~7年になります。
毎年、
周囲にアマガエルがたくさん集まってきますが、
ビオトープの中には産卵してくれません。
小さなオタマジャクシが泳ぐ姿をみるのが楽しみなのですが、
人間が考えるようにはなりません。
数年前に、このビオトープの脇に、
庭への散水用の貯水槽(漬物樽)を置き、雨水をため込んでおきました。
ある日、
その樽のふちに、数ミリの黒い生物が、無数にぶら下がっていました。
ボウフラかと思った、小さな黒い生物は頭としっぽがあり、
よく観察すると、アマガエルのオタマジャクシでした。
自然らしく見えるビオトープではなくて、
なんで雨水をためた、漬物樽産卵するんだろう・・・、
生む場所が違うんじゃないか・・と思いましたが、
オタマジャクシは樽の中でどんどん成長して、ほとんどがカエルになって巣立って行きました。
いつかは、
ビオトープの中で自然のオタマジャクシが泳いでいる様子見てみたいものです。